サポートの仕方は、千差万別

全力キッズのご両親は、どのような考え方と態度で、我が子の成長を支えているのでしょうか。
今回は、全力キッズを支えるご家族にインタビューしてみました。

松下龍馬くんご両親: 「身近な生活サポーター」と「厳しい先導者」

目標に近づく人生を歩んでもらいたいけど、いつも感謝の気持ちは忘れないようにして欲しい。仕事をしているのでなかなか時間を取れませんが、私自身が龍馬の“身近なサポーター”として、食べることと休む環境では最大限の支援をしていきたいですね（お母さま）

世界のトップを目指して欲しいので、私は人生の“厳しいヘッドコーチ”にならなくてはと思ってます。ガツンと言うべきときはそうするし、本人に自覚させなければいけないところは、必死で考えさせます（お父さま）

松下くんのお父さまは「人生のヘッドコーチ」として松下くんを叱咤激励、お母さまは、身近な生活面をあたたかくサポート。お２人の役割分担は、とてもうまくいっているようです。

横山蒼馬くんご両親: 蒼馬くんの「好き」を二人であたたかく見守る

本人の好きなように、どんなことでも良いから自分が輝くような人生を歩んでもらいたい。『本人の好きがありき』ですね。親から『あれしろ』『これしろ』は言いたくありません。が言ってしまっています(笑)（お父さま）

好きなこと、夢が実現できるように、親としてできることは精一杯バックアップしていきたいです。これからも何でも言い合える仲の良い家族でありたいと思っています（お母さま）

お２人そろってあたたかく包み込むような家庭環境が、蒼馬くんの未来をおおらかにサポートしています。

奥脇愛莉・莉音姉妹:ご両親: 姉妹をしつけるお母さまと、逃げ場として包み込むお父さま

好きなことをやり通すのなら、“しなくてはいけないこと”もきっちりさせる必要があると考えているので、けっこう、口うるさく言います。私はけっこう追い詰めるタイプなので、パパには２人の『逃げ場』になってもらいたいですね（お母さま）

私は、失敗の積み重ねを見守りたい。必要最小限のことには口出しをしますが「やる」「やらない」は本人たちに任せたいですね。私たちに加えて、さらにテニスのコーチが２人を支えてくれるので、とても心強いです（お父さま）

奥脇姉妹のご両親は、お母さまが日常生活を引き締め、お父さまがあたたかく見守るといった役割で、愛莉さん、莉音さんの成長を支えています。

今回インタビューして印象的だったのは、それぞれのご家庭には、それぞれの形があること。そして、夢を追いかける子どもたちを、ある部分では「親以上に」サポートされている人たちがいること。

「夢」で結果を出すために、時には壁にぶつかることもある子どもたち。

コーチや、先生や、仲間との出会いもまた、そんな子どもたちの「全力」を支えているようです。