テニスに熱中する全力キッズたちにとって「勉強」することにどんな意味があるのでしょうか。一流の選手になれたら勉強なんかできなくったっていい? いえいえ、みんな、そんな風には考えていないようです。
松下龍馬くん: 人間として成長しなくてはトップを目指せない
テニスでトップレベルになりたいと思うのだったら、その前に、やっぱり人間として成長することが大事だと思います。そのためにも、今は中学生として、勉強はちゃんとやっておきたいですね。
「遠征などで学校に行ける時間が少ないことを、勉強ができない言い訳にするのはイヤだ」とも考える龍馬くんです。
横山蒼馬くん: 「プロになるならない」ではなく「大人になる」ために
プロテニスプレイヤーになる・ならないに関係なく、大人にはなるわけだから、社会人として通用するための学力は絶対に必要だと思います。
蒼馬くんは、テニスで対戦相手の気持ちを考えて作戦を組み立てる上でも、勉強で対応力や回転力のある頭を育てなくてはと考えています。
奥脇莉音さん: 勉強ができなくては「カッコ良く」なれない
スポーツもできて、勉強もできると『カッコ良い!』女の子として『カッコ良い』存在になるためにも、勉強はしっかりしなくちゃ
感性豊かな奥脇莉音さんは、人として魅力的に成長していくためには「知性」が欠かせないことを理解しているようです。
根本晃征くん: ゲームを組み立てる能力に勉強は欠かせない
ちゃんと勉強をがんばれば、短い試合時間の中でも、しっかりゲームを組み立てる力がつくと思う!
國吉千視くん: スポーツは、勉強をしない言い訳にならない
テニスに集中するためには勉強もしっかりやらないと。スポーツしてるから勉強しなくて良いわけがないよ。それに、テニスをするときの頭の回転力も勉強で鍛えられるから。
テニスに熱中すればするほど、そのことで勉強ができないという言い訳はしたがらない「いさぎよい」子どもたち。
試合中は、例えコーチであっても話しかけることが許されない厳しいテニスの世界で強くなるためには、「勉強で育まれる“考える力”」も必要だと感じているようです。
「夢」を見つけることが、「勉強」をがんばることにもつながっているんですね。