今や日本を超え、世界を代表するテニスプレイヤーとなった錦織圭選手。彼がテニスを始めたきっかけは、5歳のときの父親がお土産に買ってきた子ども用のラケットだったとか。
第2の錦織選手を目指し、日々の練習に励む全力キッズたちにも、テニスを始めたきっかけを聞いてみました。
松下龍馬くん: 初めは、野球のトレーニングのつもりだった
ぼくがテニスを始めたきっかけは、野球のトレーニング用に父がリサイクルショップで買ってきたラケットなんです。自分がどんどん強くなっていくのを実感するうちにテニスが面白くなっていき、コーチの厳しい指導のもとでも、がんばるようになりました。
その結果が、全日本ジュニアテニスや全国選抜ジュニア選手権大会の14歳以下男子シングルで優勝といった素晴らしい実績につながった松下龍馬くん。
もっとも、スクールに入りたての頃は、野球のイメージが抜けないのか、打つボールはホームランばかりだったそうです。
横山蒼馬くん: 旅行先での遊びが、テニスとの出会い
小学1年生のときの家族旅行で、遊びでやったテニスが面白かったのが最初なんです。ラケットにボールを当てる気持ち良さも、テニスにのめり込むきっかけになりました。
蒼馬くんの今の目標は、自身の成長のために、絶えず大会で決勝に残り、強い相手とスレスレの勝負体験を積み重ねることだとか。
TOMAS CUP優勝のほか、積極的な海外遠征でメキメキ実力をつけてきています。
奥脇愛莉さん: 錦織圭選手の快進撃に憧れて
テニスを始める前は、父の影響で野球をやっていたんです。でも、入っていた野球クラブは男子ばかりで女子は少なく、どうしようか…と迷っていたところで、錦織選手の快進撃に憧れて、テニスを始めました。
愛莉さんのテニスの練習を見て「負けず嫌い」の妹の莉音さんも追いかけるように始めたそうです。
みんな、強い動機があってテニスを始めたというよりは、どちらかと言えば些細なきっかけがスタートだったようです。
でも、その小さなきっかけを通して「夢中になれること」を見つけ、「追いかける夢」を見つけた全力キッズたち。
もしかしたら、我が子ももう「夢中になれる何か」に出会えているのかも…?
そんな気持ちにさせられるインタビューでした。
- 「我が子のやる気を引き出したい」
- 「毎日忙しい我が子、どうやってサポートしたら良いの?」